社員の“なんとなく不調”を放っておかない会社へ

はじめまして。
「暮らしの保健室」の小野と申します。
看護師であり、栄養コンサルタントやアドバイザー、カウンセリングの仕事をしています。
この度、HPを立ち上げましたので、時々健康にまつわるコラムを綴っていこうかと思います。
どうそよろしくお願いいたします。
さて、
「病院に行くほどではないけれど、なんとなく調子が悪い」
そんな状態で働いている方、いらっしゃいませんか?
決して少なくないと思います。
私もそうでした。
朝からだるい。眠っても疲れが取れない。
頭痛や胃腸の不調が続いている。
健診結果が気になるけれど、何をしたらいいのかわからない。
仕事や家庭のことでストレスを抱えている。
こうした不調は、すぐに欠勤につながるとは限りません。
むしろ多いのは、体調が悪いまま出勤し、いつも通り働こうとすることです。
けれど、集中力が落ちたり、判断に時間がかかったり、ミスが増えたり。本人も気づかないうちに、仕事のパフォーマンスに影響していることがあります。
「病気になってから」では少し遅い
企業の健康支援というと、健診やストレスチェックを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、どちらも大切です。
でも実際の生活では、その間にたくさんの「小さな不調」があります。
「最近よく眠れない」
「血糖値が少し上がってきた」
「夕方になるとぐったりする」
「食事を整えたいけれど、何から始めればいいかわからない」
こうした段階で気軽に相談できる場所があれば、不調が大きくなる前に生活を見直すきっかけになります。
私はこれを、“未病の段階で支えること”だと考えています。
看護師だからできること、栄養の視点だから見えること
健康相談というと、病気や検査値の話だけになりがちです。
でも人の体調は、
食事、睡眠、ストレス、運動、働き方、家庭環境
など、さまざまなものが重なってつくられています。
看護師として体の状態を見ながら、栄養や生活習慣の視点も加えて整理することで、
「では、明日から何を変えてみるか」
まで一緒に考えることができます。
企業に必要なのは「相談しやすい場所」
体調の悩みは、上司には話しにくいこともあります。
女性特有の不調、睡眠、メンタル面、食生活、家族のことなど、少しプライベートな内容ほど、社内では相談をためらう方もいます。
だからこそ、社外の専門職に気軽に相談できる窓口があることには意味があります。
社員一人ひとりが、
「ちょっと聞いてみよう」
と思える場所。
それが、働く人の安心につながり、結果として企業全体の元気にもつながっていくのではないでしょうか。
私は、そんな**「企業のかかりつけナース」**のような存在を目指しています。
病気になってからではなく、その少し手前で。
働く人の心と体を整え、企業の元気を支える。
これからこのコラムでは、健診結果の見方、食事、睡眠、疲労、ストレス、女性の健康など、働く方の毎日に役立つ情報をお届けしていきます。
小野道子
看護師・栄養コンサルタント


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